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シープスキン、コットン(綿)ツイルを経て、

フライトジャケットも ナイロン材質の時代に。

そして、丁度それは戦闘機が

プロペラ機からジェット機へと変わる過渡期でもあります。

表地にはヘヴィーナイロン、

中綿にはウール/コットン(綿)混合の

ウールパイルを使ったこの"B-15C"は、

いろいろな試行錯誤を繰り返し、

"MA-1"へと受け継がれます。

通常B-15Cと言えば、空軍のシンボルカラーである

エアフォースブルーが一般的だが、

色が変更される以前は それまでのB-15シリーズの流れ

を汲み、 このようなオリーブドラブ色のB-15Cが存在している。

左胸には革製のオキシジェンタブです。

そして、首回りには 防寒性を高めるためのファーが付く。

しかし、その後ジェット機への移行に伴い、

装備品として ハードヘルメットが採択され、

このボアえりに干渉することから

ウールリブニットに改修した"M-15C(mod)"が登

場することとなる。

モデル自体はエアフォースブルーに変更される

極短い期間に採択されたものであるが、

着込み"第二の皮膚"と なったジャケットを、

交換時期(通常3年間)を過ぎても

着衣し続けたベテランパイロットも当時は数多くいたようです。




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